2013/05/30

挑戦し進む姿勢の大切さ[奥村|愛知淑徳大3年]


愛知淑徳大学3年(インターン当時) 奥村みほ

『インターンをしてみて社長を始めとする社員の方々や、取引先の人、インターン関連って、キラキラした人が多いんです。仕事を楽しんでる。かっこいい。仕事って楽しんでいいんだ!かっこいい大人になっていいんだ!とうれしくなりました。漠然としていた「社会人の自分」がみえてきた瞬間でした。』




受け入れ企業先:株式会社丸八テント商会

インターン期間:2012年8月2013年12月


◆なぜインターンをしようと思ったのですか?

ある時、ふとこのまま時を重ねていったら私の人生はどうなるのかと考えたことがありました。さらに近い将来である就活のことを考えたとき、自分を売り込む就活において、売り込むべき商品に自信がありませんでした。
人間が変わる方法はいくつかあります。
1.時間配分を変える。
2.住む場所を変える。
3.付き合う人を変える。
※決意を新たにするのは無意味。

何が足りないのか。何を変えたいのか。自分を成長させるためにいくつか選択肢が浮上し、その中からインターンを選びました。ちなみに私が欲しかったものは向上心と実行力。字から性格は変わるだろうか、1人で旅をしたら何か見えるかもしれない、バイトを変えて自分を取り巻く環境を変えてみようか…そんな選択肢がありました。

◆インターン中の主な業務は何でしたか?

電話対応、資料作成、物販管理(オンラインショップ)、外部へ同行、商品の梱包・発送、カタログ作成など。私が1番大切にしていたのはブログ更新でした。正直テントには関心を抱かない人生を送ってきたので(笑)、テントに関する知識はもちろん皆無でした。そんな中で、現場から送られてくる施工の写真やイベント情報、関連商品など多くの記事に携わることで、テントの知識を吸収することができました。「 テント」・「テント倉庫」で検索すると、丸八テント商会のサイトが上位に表示されるような取り組みをSEO対策といいます。そうすることで、丸八テント商会のことを知ってくれる人が増え、お問合せ・受注に繋がります。自分の入れた記事を見た人から電話がかかってくることにやりがいを見出しました。
また、テントに関する知識が増えるほどに電話応対も自信を持ってすることができました。丸八の売上にいくら貢献できたか、具体的な数値はわかりませんが、お客様に喜んでもらえるのはうれしいですね。
あとは業務ではありませんが、朝のお掃除や備品の補充など。社員の方が快適に過ごせる環境をつくることで、能率が上がったりお客さまに更によい対応ができるという結果に結びつくと考えから進んで行いました。

◆インターンで得たことは何ですか?

学生だからできない、なんてことは非常に少なくて、挑戦し進む姿勢があれば大抵のことはできそうだ。という見解に落ち着きました。(できるかな、できないかな)という不安ではなく、(どうしたらできるのか)とむしろわくわくするようになりました。
もう一つ。私は大人になることイコールかっこ悪くなることだと思っていました。大学で眠たい授業を進める教授、電車で座っているくたびれたサラリーマン、バイト先にいるこわいパートさん…私たち学生が接することができる大人は9割方かっこ悪いなあ、と思うことも多かったです。だからか、かっこ悪くなりたくないなあ、大人になりたくないなあ、と思っていました。
しかし、インターンをしてみて社長を始めとする社員の方々や、取引先の人、インターン関連って、キラキラした人が多いんです。仕事を楽しんでる。かっこいい。仕事って楽しんでいいんだ!かっこいい大人になっていいんだ!とうれしくなりました。漠然としていた「社会人の自分」がみえてきた瞬間でした。

◆これからインターンをやろうと思っている人に一言。

インターンを始めたからといって、自己成長が確定するわけではありません。“きっかけ”や“機会”に過ぎないのです。本当に自分次第。でも、頑張れる環境が、ここにはあります。理解・刺激しあえる“仲間”もいます。半年間、授業との兼ね合いやその他大変なことが生じるなあと怯むかもしれませんが、人生はトレードオフ。それだけの価値が得られると思いますよ。